95歳の父は、移動が困難で月に1回、お医者様が家に来て訪問診療をしてくれている。 とても物腰の柔らかい先生で、いつも父のことを気にかけて下さっている。
父は昨年5月頃より急速に体調が悪化し、肝臓が悪くなり、起き上がって食事をするたびに血圧が低下して意識を失いかけて、死を意識するような毎日であった。 栄養処方や血圧コントロールの試行錯誤に加えて、リハビリを取り入れた結果、特に、この1ヶ月ほどで劇的に体調が回復し、現在では「歩きたい」などと言い出すくらいであり、たくさん話もできるようになった。 父は劇的に体調が良くなったのである。 奇跡というしかない。
そして、この1月に月1の訪問診療で先生が来た。 先生は元気な様子に驚いていた。 そして一言「正直言って、新年を迎えられるとは思わなかった。」と言った。 私は初めて気が付いた。 去年はそれほど悪かったのかと。
何かそう考えると、わたしたち家族はとても幸せだな-と気が付いた。 母はいつも明るく、父は最近元気が余り過ぎて、大声を出している。 孫は杖をついて歩く母の物まねや大声で叫ぶ父の物まねが達人だ。 妻は働き者でとても声が大きい。 こういうブログを書いてはじめて分かった。 平均以下の生活かもしれないが、賑やかだなぁと。
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