新年を迎えられると思わなかった。

  • 2021年2月3日
  • 2021年2月5日
  • 介護
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95歳の父は、移動が困難で月に1回、お医者様が家に来て訪問診療をしてくれている。 とても物腰の柔らかい先生で、いつも父のことを気にかけて下さっている。 

 父は昨年5月頃より急速に体調が悪化し、肝臓が悪くなり、起き上がって食事をするたびに血圧が低下して意識を失いかけて、死を意識するような毎日であった。 栄養処方や血圧コントロールの試行錯誤に加えて、リハビリを取り入れた結果、特に、この1ヶ月ほどで劇的に体調が回復し、現在では「歩きたい」などと言い出すくらいであり、たくさん話もできるようになった。 父は劇的に体調が良くなったのである。 奇跡というしかない。

そして、この1月に月1の訪問診療で先生が来た。 先生は元気な様子に驚いていた。 そして一言「正直言って、新年を迎えられるとは思わなかった。」と言った。 私は初めて気が付いた。 去年はそれほど悪かったのかと。 

何かそう考えると、わたしたち家族はとても幸せだな-と気が付いた。 母はいつも明るく、父は最近元気が余り過ぎて、大声を出している。 孫は杖をついて歩く母の物まねや大声で叫ぶ父の物まねが達人だ。 妻は働き者でとても声が大きい。 こういうブログを書いてはじめて分かった。 平均以下の生活かもしれないが、賑やかだなぁと。   

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自由に生きる人生とは?

私は、北海道の年老いた両親がいたたまれなくなり、茨城県に呼び寄せ介護を選択し、会社をやめました。 一方、これまで私は困っている外国人をたくさんお世話してきましたが、勧めに応じてマッサージ店を開業したところ、現在100倍返しで外国人が私の生活を支えてくれるという良く分からない展開になってます。 しかし、私自身はまだ何をしたいのか分かりません。 当ブログは、そんな52歳で脱サラした男の忘れ防止日記というか、自分自身を見つける旅というか、そんなものに一歩踏み出したいということなんです。

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